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趣味がない場合は入社面接の時にどうしたらいいのか

趣味の釣り

 入社面接では趣味について聞かれることもあります。

趣味がない場合はどうしたらいいのか?

結論から言うと、好きなことならなんでも趣味と考えてOKです。

なので趣味がないなんて言うことは、なかなか無いものです。

 

この記事の内容 

 

趣味とは何だろう? 

そもそも趣味とは何なのか?

簡単に調べてみると

  1. 好きでやっていること
  2. 好みの傾向
  3. 深く知ることによって感じられる独特の味わい

ということです。

つまりは、「好きなこと=趣味」と考えて良いのです。

とはいえ、面接で聞かれる趣味という観点で考えると上記の1番の事だと思われます。

そういう観点から「好きでやっていること」について考えてみようと思います。

 

 

そもそも何で趣味なんか聞かれるのか? 

面接において面接官が趣味を聞いてくる。

あたりまえによくあることです。

しかし、「仕事に何か関係があるのか?」

人によっては「プライベートなこと聞いてくるなよ」なんて思うかもしれません。

面接官の人だって遊びでやっているわけではありません。

暇でもありません。

それなのに聞いてくるにはそれなりに理由があるんです。

理由その1「話のつかみ」

そのものずばりですね。

何人もの初対面の人と会話をしなければならない面接官。

とりあえずのつかみで聞いてくることがあります。

そこから話を広げようということです。

もし、面接官なのに話が下手な人がいたとしましょう。

そんな面接官から、座ったとたんにいきなり「なにか話してください」なんて言われるよりは、趣味を聞かれる方がましだと思いませんか?

ここは、趣味を聞いてくる面接官に感謝?しておきましょう。

理由その2「人となりを知るため」

面接官は相手の人となりを探ろうとします。

入社させるということは、今後何年何十年も同じ釜の飯を食う仲間になるということです。

仕事ができるかどうか以前に、いいやつかどうかが重要なんです。

嫌なやつだったり、とけ込めないようなやつは採用したくありません。

相手の内面を知るための手段の一つとして趣味を聞いてくるのです。

理由その3「役立つ特技を持っている可能性を探る」

あくまでも趣味として聞いてきますが、それ自体が仕事に役立つこともあります。 

例えば、天体観測が趣味という人がいたとしましょう。

面接で聞かれたときには「趣味は天体観測です」と答えます。

それを聞いた面接官はそこから連想を開始します。

天体観測ということは月の満ち欠けなんかも常に気にしているのかな?

ということは、海の潮の満ち引きなんかも気にかけている。

調べればわかることなんだけれど、常に気にしているというのが漁業関係者との交渉の時に役立つかもな。

なんていう具合に。

これは極端な例ですが、そうやって相手が自分でも気づいていない特性を把握しようとするのです。

 

面接ではどう答えるか ?

それでは、以上をふまえて考えてみます。

もちろん「趣味はありません」は論外として、嘘をつくのは絶対にNGです。

話を広げるために聞いてきている場合は、嘘つく必要なんかないですし、いろいろ突っ込まれて答えられなくなるのがおちです。

それに面接官は人を見るプロです。

あまり変なことを言うと見抜かれてしまう可能性もあります。

そうなったら終わりです。

それでは、本当に趣味がないという人の場合はどうしたらいいのか。

そんな人は、好きなことなら何でもいいから趣味として答えるのです。

ただし、多少深く聞かれても答えられることにしましょう。

そんなに深掘りする必要はありません。

そのことに関心がない人よりは多少知っている程度で構いません。

「趣味はありません」や嘘をつくよりはましです。

それにかっこつける必要もありません。

なんとなく、アクティブで人とは違うようなことで深い知識が得られて長く続けていて・・・・

なんて言うことを答えたくなる気持ちもわかりますが、そんな特別である必要なんかないのです。

  • 趣味は読書です。
  • 趣味は映画鑑賞です。
  • 趣味はゲームです。

このようなものでも十分です。

何も恥じる必要はありません。

十分話が広げられるし、そんな中から相手のことを知ることも出来ます。

あまりにも特殊すぎて面接官が首をかしげるようなことの方が、かえって面接官の心証を悪くするかもしれません。

だって「なにそれ?」っていうようなことを答える人なんて

  • 相手のことを考えないやつだな
  • 話が広がらないな
  • うちの会社にとけこめるのかな

なんて言う様に思われてしまいますよ。

であれば、わかりやすい趣味で十分です。

ただし、嘘はいけません。

ある程度それについて話ができるようなことにしましょう。

こんな趣味もおすすめです。

 

hatarakutanoshisa.hatenablog.com

 

 

とはいえ、避けたい趣味

そうはいっても、好きだからと言って面接で答えるのはやめておいた方がいい趣味もあります。

それは「ギャンブル」です。

絶対不可かというと、絶対ではありません。

「面接官と競馬の話で盛り上がっちゃったよ」

なんて言う人もいるかもしれませんしね。

そうはいっても、基本的にはあまりいい印象を持たれませんし、金銭トラブルを抱えそうな人は敬遠されがちです。

借金までした挙句、会社に督促の電話がかかってくるようになったら業務に支障をきたしかねません。

そのまま夜逃げでもされたら「仕事の引継ぎどうすんだよ」ということにもなります。

こちらも極端な例です。

しかし、金銭トラブルというものは避けたいものです。

そんな理由から、金銭トラブルに発展するような連想を抱かせるのはやめておいた方がいいでしょう。

 

結論 

面接官だって多くの場合は会社員です。

採用した人が1日で辞めましたとか、そもそも内定辞退しましたというのが繰り返されれば、自分自身の評価が下がります。

そのためしっかり見極めようとしてきます。

ですが、同じことを言ったりしたところで、採用する面接官もいればその逆もいます。

「こうすれば正解」はありません。

私は、趣味に正解がないのと似たようなものだと思っています。

ですので、「趣味は何ですか?」に対する正解もありません。

「なにそれ?」っていう趣味を答えて好感を持たれる可能性もないとは言い切れないくらいです。

元も子もありませんが・・・

 ですので、結論としては趣味がない人の答え方としては、「好きなことなら何でもいい」が唯一の正解じゃないかなって思います。

そうして、面接官との会話を楽しむくらいがちょうどいいと思います。